私はTOEICスコアを370点→800点を取りましたが、決して一筋縄ではありませんでした。
初めのうちは、まったく文法の基礎も分からない状態で、ただただTOEICのPart5対策の問題集をしたり、むやみにリスニング教材を聞いたりしていました。
当然、このころの勉強ではまったくスコアに跳ね返って来なかったのを今でも覚えています。
今回はTOEICスコア300点〜450点の人向けに、私が本気でおすすめするTOEIC教材がご紹介します。
教材で迷っている方は参考にしていください。
私が実体験をもとに本気でおすすめするTOIEC教材です。本気で取り組めば効果は必ず出ます。
英会話・ぜったい音読シリーズ
TOEIC300点台の方に激押ししたい教材がこの「英会話・ぜったい音読シリーズ」です。
この教材は私がTOEIC300点台の頃に取り組んだ教材で、この教材だけをやり込んでスコアを500点にしました。
そして何よりも、著者の千田先生の「音読」を徹底する勉強法は、その後の私の英語学習法に根付く事になりました。
TOEIC800 点を取った現在でも、この教材が提唱する勉強法を貫いています。
私にとってはこの本との出会いは超重要なターニングポイントだったと思っています。
本当に効果が出る「音読」の方法

「英会話・ぜったい音読シリーズ」は140ページ程度のかなりコンパクトな教材なのに、そのうち50ページも使って音読トレーニングの「やり方」や「心構え」を事細かに解説してくれています。
私は、ここで解説されている「音読のやり方」をとにかく妄信して、入門編・標準編・挑戦編の3冊をやりこみました。
結果は370点から一気に500点までスコアを伸ばすことができました。
私が今なお貫いている音読重視の勉強法は、この経験が影響しています。
本当に効果のでる音読の方法として提唱されているやり方は6つのステップに分かれます。
- CDを聞いて内容を推測する
- CDを聞きながら音読する
- テキストを精読して内容を理解する
- 自力で音読する(3回)
- 音読筆写する(3回)
- もう一度CDを聞いて内容を推測する
私はこのプロセスを1冊あたり10回転以上はしました。
これだけ見てもやるべき事は極めてシンプルですが、これら6ステップについてとにかく詳しくやり方を説明してくれています。
とにかく本書のやり方にしたがって、指示されるままに音読をやり込むと500点には届きます。
英会話・ぜったい音読シリーズの難易度
本書は入門編・標準編・挑戦編に分かれています。
私の実体験から判断するに、TOEICが500点未満の方はもれなく入門編から初めて3冊すべてをやり込む必要があります。
英会話・ぜったい音読【入門編】
入門編は中学1,2年のテキストに出てくる英文が収録されています。
大学生や社会人の方は「いまさら中学の英文なんて・・・」と思われるかもしれません。
しかし、CDを聞いてすぐさま内容が分かるかやってみるとスグに実感します。
500点未満の方は中学英語の理解と運用が出来ていません。
かくいう私がそうでした。
「中学英語をあなどるなかれ」です。
英会話・ぜったい音読【標準編】
標準編は中学3年のテキストに出てくる英文が収録されています。
入門編よりも少しだけ英文の量が増えますが、大きく難易度は変わりません。
入門編の延長戦としてこの一冊も欠かさずやり込みました。
英会話・ぜったい音読【挑戦編】
標準編は高1レベルの英文が収録されています。
標準編までと比べてワンランク上のレベルですが、標準編をやり込んだ後であれば、スムーズに始められるように出来ています。
まとめ
TOEIC500点未満の人にとって最も必要かつ重要なことは、正しい英語の勉強法を身につけることです。
この教材は正しい英語の勉強法を事細かく指導してくれるだけでなく、その通りにやり込めば確実にスコアアップに繋がるように出来ています。
TOEICに特化した問題集をやる前に、「英会話・ぜったい音読シリーズ」でリーディングの基礎固めをすることを強くオススメします。
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