以前、「緊張の正体を明らかにする」という記事を書きました。
この記事の中で私は人前で話すときに現れる緊張の正体は「準備不足だ」と豪語しました。
これは私が就活での体験から気がついたことですので間違いないだろうと思います。
今回は就活にフォーカスし、如何にして緊張を乗り越え、確固たる自信を持って自分を売り込めるようにするか、その方法をご紹介します。
私はこの方法で赤面症を克服し、内定をもぎ取ったので是非参考にしてください。
緊張するのは当たり前
そもそも、面接は誰しもが緊張するものです。
慣れないリクルートスーツを着て、まるで非日常的な空間でガチのビジネスパーソンと向かい合い、質問攻めに会うのですから当然です。
選考に落ちたくない、という就活生の気持ちも、緊張に拍車をかけます。
しかし、緊張したからと言って面接で自分を思うように売りこめないのは勿体ないです。
この緊張の正体は「準備不足」だと私は断言できます。
とくに就活では、面接の準備不足があなたをガチガチにし、面接官の質問に頭が真っ白になり、自分が何を話しているかさえ分からなくします。
普段、友人と話すときはイキイキと会話が出来るのに、いざ面接の場ではイキイキと流暢なビジネストークができないのは何故でしょうか?
それは、自分の発言に自信が持てないからです。
気の合う友人とのたわいもない会話では、自分の発言に裏付けや自信がなんて無くても構わずスラスラと思ったことを話せるはずです。
しかし面接では状況が違ってきます。
あなたの発言一つ一つを面接官が聞き、まるで論理崩壊させたいかの如く、質問攻めをしてきます。
そして、これらの質問に対して、就活生は論理崩壊しないように細心の注意を払いながら話さなくてはならないのです。
就活とプライベートには、このような状況の違いがあるので、面接では自分の考えにしっかりとした裏付け(自信)がないと、頭が真っ白になってしまうのです。
緊張せずに毅然とした態度で語るためにすべきこと
緊張を克服して、面接でのパフォーマンスの質をあげるためには入念な準備と反復練習が極めて効果的です。
極めて原始的て、当たり前のことに感じるかもしれませんが、これを本気でやったら緊張なんかしなくなります。
むしろ、自分のことを語りたくてしょうがないくらいにマインドが変化します。
なぜなら入念な準備が自信を生み、反復練習がナチュラルかつロジカルな語り姿勢を生むからです。
何度も何度も自分の考えを研磨し、それを話す練習をすれば良いのです。
研磨し続ければ、次第にあなたのストーリーはロジカルになり、反復練習することで魅力的に語れるようになります。
じゃあ、どうやって「準備」と「反復練習練習」すればいいのか?
入念な準備
ここでいう準備とは自己分析そのものです。
自己分析が就活の全てと言っても過言ではありません。
そのくらい重要です。
もしあなたが「身の丈にあった」会社に就職できれば良いと考えているのであれば、自己分析はサラッとやれば十分かもしれません。
しかし、このブログを読んでいる方の大半はそうでは無いはずです。
自分の経歴から判断しても決して身の丈に合わないように思える企業から内定を取ろうと考えているはずです。
そんな方は自己分析を絶対に侮らないで欲しいです。
自己分析は繰り返した回数だけ研磨されます。
何度もやると、触れただけで切れる刃のような、あなた独自の魅力的なストーリーが出来上がります。
自己分析のやり方はすでに記事にしたので、あれこれ書きませんが、近々私自身がやった自己分析も公開する予定ですので、そちらも参考にしてみて下さい。
反復練習
自己分析を何度も繰り返し、あなただけのストーリーを作り上げたら、今度は反復練習をします。
これも何度も何度もやります。
目の前にスーツを着た面接官がいると想像して、あなたのストーリーを何度も語ってみて下さい。
私は毎晩お風呂で独り言面接をしていました。
鏡に映る自分に向かって語りまくるのです。
鏡に映る自分の表情やちょっとした顔の動きも見ながら語りつくします。
どんな表情で、どんなトーンで、どんなスピードで語れば魅力的に見えるか考えながら語って下さい。
自分がベストと思えるトークができた時、あなたはきっとその話を早く語りたいと思えるようになっています。
これは圧倒的な準備に裏打ちされた自信によるものです。
決して緊張して頭が真っ白になったりはしないでしょう。
ここまで来たら、内定はグッと近づいています。
本番で思う存分語ってください!
ちなみにですが、何度も同じストーリーを語ることで、自動的ストーリーは頭に残ります。
というより、身体が憶える言った方が正しいかもしれません。
ですので決して覚えようとはしないで下さいね。必ず勝手に覚えます。
まとめ
緊張の正体は準備不足のせいで自信が持てないことです。
この緊張を克服するためには、自己分析を繰り返すことで自分だけのストーリーを作り上げる必要があります。
あなただけのストーリーができ上がったら、魅力的に語るシュミレーションを繰り返してください。
あなたの表情や声のトーンに至まで、どうやって語るのが最も魅力的に映るのか、よく考えながら反復練習することで、自分にとってのベストなトークスタイルを作り上げてください。
ここまで来れば、自分のストーリーに自信が持てるはずです。
みなさんが面接で最高のパフォーマンスができるよう応援しています!
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