就職活動を既に始めている方は、
就活がお見合いと似ている、と言う人の論理
就活を企業と学生のお見合いだと考える方の、
「
ともあれ、学生もきちんと企業選びをしなくてはいけない、という点は私も100%賛成です。
ですが、お見合いと考えるのは受け入れられません。
企業と学生は全く対等ではない

お見合いは男女の立場が基本的に対等です。
しかし、就活は違います。
そもそも、企業と学生の立場が対等なわけがないのです。
どう考えても、会社にとっての学生一人と学生にとっての一社の重みは違うのです。
企業によりますが、いわゆる大手の採用選考の倍率は平気で100倍超えます。
大手食品メーカーに至っては倍率が2700倍以上!なんて会社もあります。
はい、明治です。
詳しくはこちらのデータをご覧下さい。
とにかく、企業と学生はどう考えても対等な関係ではありません。
企業が圧倒的に有利な立場であり、学生は圧倒的弱者なのです。
もし、これがお見合いだったら物凄いことになりますね。
超絶美人や超イケメンでもこんな倍率にはならないでしょう・・。
私がここで言いたい事は、企業は圧倒的な数の学生をふるいに掛けているということです。
就活は完全に試験

学生は何百倍もの倍率の採用選考に勝ち残らなくてはいけません。
悠長に「就活はお見合いとに似ている」などと言っている場合ではないのです。
何百人、何千人のライバル学生達を抑えて、企業に「あなた」を採用させなくてはいけないのです。
しかも、新卒の就活は一度っきりです。
これはある意味、人生を賭けた勝負と言っても過言ではありません。
就活は人生を賭けた試験なのです。
企業側を説得するのが就活

私は就活は企業側を説得できた人が勝つ試験だと思っています。
個人的にはこの考え方は超重要だと思っています。
だからこそ、これまで私は、採用選考を「説得のプロセス」と捉えて、面接官を説得するための戦略や手法をこのブログの中で紹介してきたのです。
当たり前ですが、採用担当者は何千人もの学生を相手に選考の合否を決めていきます。
内定を取るために学生がしなくてはいけないことは、採用担当者が持っている判断材料が何なのかを考え、その材料を相手に与え、納得させることです。
そのための機会として選考があるのです。
企業側に「あなたを採用する理由」を企業側に与える。
これはとても重要な考え方なので、就活中の方は是非とも意識してみてください。
きっと就活が好転するのに役立つと思います。
まとめ
企業と比べて、学生の方が圧倒的に不利な立場にあるので、就職活動は決してお見合いとは似ていません。
就活は何百倍もの倍率の試験です。
そして、これに勝ち残るためにはライバルを抑えなくてはいけません。
ライバルを抑えて、「あなた」が内定を勝ち取るためには、企業側を説得し、納得させなくてはなりません。
戦略を持って企業を説得できれば、高い倍率でも内定を手にすることが十分に可能です。
皆さんが就活で良い結果が得られるよう応援しています!
頑張ってください。
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