みなさんは面接の時、面接官から何らかの意見をもらったことがありませんか?
たとえば、こんな局面をイメージしてください。
あなたなら、この局面をどう乗り越えるでしょうか?
ここで効果的なのが「Yes But法」を使った返しです。
今回は「Yes But法」の使い方と注意点を紹介します。
Yes But法とは
Yes But法とは:
相手の言い分を一度受け止め、次に相手の言い分に反論する内容を伝えるスキルのことです。相手の意見・主張を、直接的に否定するのでなく、一度は賛成・共感した上で、自分の考えを述べるというものです。
まあ、これご存知の方がほとんどだと思います。
でも、就活の面接で効果的に活用している方は意外と少ないのではないでしょうか。
面接での緊張もあり、ここまで頭が回らない、なんて事もあるのかもしれません。
しかし、面接官からある主張が投げかけられた場合にYes But法を使う事で面接でのあなたの印象をグッと高めます。
就活生には絶対に使いこなして欲しいスキルです。
Yes But法のメリット
Yes But法を使うと何が良いのか。
それは端的に言うと、『ん?コイツは他の学生とは一味違うな』と思わせることができるからです。
どういうことか?
面接官から何か言われた時の就活生の心理としては、「無難に相手に合わせておこう」と思いがちです。
おそらく、多くの就活生が内定欲しさに迎合してしまうのです。
しかし、面接官の主張に迎合せずに、Yes But法で自分の考えをスパっと返す事が出来れば、あなたの印象はグッと高まり、他の学生とは一線を画した存在になることができるのです。
Yes But法の例
では、以下に例を示します。
これがYes But法を使った返しの例です。
面接官の意見に迎合することなく、しっかりと自分の考えを主張しています。
Yes But法の注意点

この表現技法にはひとつだけ注意点があります。
それは、「感じが悪くならないようにする事」です。
Yes But法は文字通り、一旦相手の意見を受け止めはするものの、結局は相手に意見することになります。
伝え方次第では、相手を内心ムッとさせてしまうリスクが伴います。
だからこそ、Yes But法を使った表現をする際は注意が必要です。
表情や声のトーンなど、意識的に工夫してください。
まとめ
面接では、単純に面接官の意見に迎合するのではなく、毅然とした態度で自分が考えた事を発言する必要があります。
逆転内定を取りたい人は特にそうです。
そんな時にこのYes But法が効果を発揮します
是非とも使いこなしてみてください。
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