このブログをご覧になっている多くの方はTOEICの受験経験があると思います。
でも皆さんの中には、「もうTOEICは飽きたよ・・」、「TOEICが出来ても英語使えないじゃん・・」と嘆く方もいらっしゃるかもしれません。
じゃあ、なぜこんなにも多くの人がTOEICを受けるのでしょうか。
日本の社会ではTOEICのスコアが最も認知されているので、英語能力を測る上での標準が事実上、TOEICになっているからですよね。
じゃなきゃこんなに沢山の人がTOEICなんて受けないと思います。
そもそもリスニングとリーディングだけで構成される試験。
英語能力を測る上ではまったく不完全なわけですしね。
ということで、今回はTOEICで満足のいくスコアを出す事が出来た方は、次のステップとしてIELTSを受けてみてはいかがでしょうか、という話です。
IELTSを受けるべき3つの理由
英語能力を測る試験には英検やTOEFLもありますが、私がIELTSをオススメする理由は3つあります。
- SpeakingとWritingがある
- ペーパーベースの試験(Speakingは面接方式)
- 永住や留学に使える
1. SpeakingとWritingがある
IELTSはには大きく2種類の試験があります。
留学のためのアカデミック・モジュールと海外研修・移住のためのジェネラル・トレーニング・モジュールです。
これらそれぞれ、Listening・Reading・Speaking・Writingで構成されています。
TOEICでは測れなかったSpeakingとWritingが試される試験なので、真の英語力を養う上で最適なわけです。
2. ペーパーベースの試験(Speakingは面接方式)
IELTSはペーパーベースで行われる試験です。
え?それ普通じゃないの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、IELTSと双璧をなすTOEFLはコンピュータに向かって行う試験なんです。
なので、慣れていない方は少々不利だったりする訳です。
Writingなんてタイピングするので慣れの要素はそれなりに大きいのです。
さらにSpeakingもマイクを使ってコンピュータに向かって話さなくてなりません。
慣れの問題なんでしょうけど、なんだか変な感じです。
それに比べて、IELTSは鉛筆でカリカリ書く試験タイプなので慣れの要素が小さいです。
それにSpeakingは面接官と一対一の対面で行われます。
これはこれで緊張するのですが、面接官の表情や動きを見ながら話をするので、いたって自然な形でスピーキングテストを受けることができます。
3. 永住や留学に使える
IELTS受験者の多くは、永住を目論む人や海外の大学(院)への留学を目指す人がほとんどです。
永住・大学院留学をする上で要求される英語能力を証明するための試験なので、小手先のテクニックでどうこう出来る類のものではありません。
真の英語能力が求められるのです。
ですので、IELTSのスコアアップをターゲットにしながら勉強する価値は大きいわけです。
SpeakingとWritingならTOEICにもSW試験ってのもあるじゃん!という声も聞こえてきますが、TOEIC SWは受験者が少なく、社会的な認知度が低い上に、永住や留学などの公式な能力証明にはならないことがほとんどです。
なので、モチベーションの観点から個人的にはあまりオススメしていません。
IELTSの短所
ただし、この試験良い事ばかりではないんです・・。
いかんせん受験料が高いのです。
25,380円
たけー・・
こればっかりはどうしようもない。。
まとめ
ハイスコアを取ったとしても必ずしも英語が使えるわけでは無いTOEICとは違い、IELTSでハイスコアを取るためには、真の英語運用能力が必要です。
その点でIELTSをターゲットにして勉強する事の意義があると言えます。
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