文系大学院に進学するなら知っておくべき就職リスクと対策

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文系大学院に進学しようと考えているあなたはおそらく自分の将来について漠然とした不安を抱えているのではないでしょうか。

『文系大学院に進学したら、民間への就職は厳しいぞ』といった声があちこちから聞こえてきますからね。私も当時は不安でした。でも今はかつての自分では絶対に考えられなかった程のキャリアを走っています。

今回は文系大学院への進学を考えているあなたが知っておくべき就職のリスクをお伝えします。

「文系修士卒の就職は厳しい」という世論

文系大学院への進学を考え始めた時から、頻繁に目にするようになった『文系修士は就職できないぞ』というネット上の意見に私はガクブルしていました。

今まさに進学を考えているあなたも同じ状況ではないでしょうか。ガクブル・・ですよね。

私の場合はあまりに突然の『内定取り消し』から来た進学選択だったので、もう他に選択肢がありませんでした。もうね、ガクブルでもそのまま突っ走るしかない状況だったんです。

なので『文系修士の就職が厳しくても、そんなもん自分でどうにかしてやるよ』と鼓舞して勢いで進学しました。でもこれ、今思えば結構無茶したなと思います。

とうのも、文系修士は基本的に就職が厳しいのは事実なのですが、その厳しさは専攻によってかなり偏りがあるのです。どういう事か。見てみましょう。



文系修士の就職率

まずはこのデータを見てください。

 

これはアカリクより拝借したデータ。修士卒の進路状況を示したグラフです。文系は『人文』と『社会』に部類されています。見てください、と言いつつ、あまり見たくない結果ですよね。ショッキングな内容なのはパープルの部分。

なんと文系修士の約3割は『一時的な仕事に就いた人、もしくは進学も就職もしなかった人』なんです。

正規社員としての就職率も低いですよね。社会系専攻で55%、人文系なんてたったの35%ですよ。もはや、就職できる方が稀な状況なんです。

もちろん、博士課程まで進んで研究の道で生きていくんだ、という方は良いのですが、このブログを見ているあなたはおそらく民間への就職を目論んでいるのではないですか?そうであれば、この厳しい現実はどうしても直視しないといけません。

データから見ても文系大学院生は就職活動で苦戦を強いられる可能性が高いです。

しかし、突破口はあります。そう、あるんですよ、突破口が。

私が希望通りに就職できたのも、この突破口を突いたからだと言い切れます。この突破口は次の2つです。

 

1. ビジネス系領域を専攻せよ

2. 就活準備に圧倒的リソースを投下せよ

 

この2つを満たせば就活は『なんとかできます』。当然、学部生よりは立場的に不利ですよ。でも『なんとか』できるんです。順番に説明しますね。

1. ビジネス系領域を専攻せよ

『大学院に進学するのに、なんでお前に専攻まで指示されなきゃいけねーんだよ』と思われるかもしれません。

でも、私が知る限り人文系を専攻した人で民間に就職した人を見た事がありません。就活にトライしてみたけど全然内定がでない人もいれば、はじめから民間就職は諦めて大学職員になった方、(引くに引けない状態で)ドクターまで進んだ方、いろいろな方を見ました。社会人になってからも人文系修士の人はお会いした事はありません。(単純に総人数が少ないというのもありますが。)

一方でビジネス系の領域を専攻した人は軒並み民間への就職が決まっていました。少なくとも私の周りの民間希望者(と言っても10人もいないですが・・)は全員無事就職しています。しかもみんな概ね希望通りでした。戦略系コンサル、ITコンサル、メーカー、メガベンチャーと結構多彩な業界へ羽ばたいて行きました。

ビジネス系領域と私が言っているのは主に『経営学、商学系』の領域です。(ちなみに私は経営学の中でも特に会計にフォーカスした研究科に所属していました)

経営・商学系の修士がなぜ就職しやすいか

では、なぜ経営・商学系の修士は就職しやすいのか?その答えは簡単です。

会社は『業績に貢献できる人間』を雇いたいと考えているからです。

つまり、ビジネス感覚を持っていて、実務の最前線で活躍できる人間を欲しているのです。その上で『人文系』はなかなか企業のニーズにフィットしないのです。

しかし、『経営・商学系』は違います。そもそも研究領域がビジネスそのものなので、会社経営の基本的な理論を分かっていて、マーケットの動向、財務の知見なんかも持ち合わせています。この知識を駆使して面接の準備さえすれば、あなたが実務の最前線でバリバリ活躍する姿を面接官の頭に植え付けることは可能なわけです。

この点、学部生よりも一段上のレベルのトークが必要です。『アルバイトで〜の大切さを学びました!』といった話を健気にしていては内定は取れません。それなら学部生を採れば良いですからね。学部生と同レベルの話をするのは禁物です。

当たり前ですが、企業は大学院生に対して学部生よりも高い期待値をよせています。初任給が違うのもその理由です。そのため、文系大学院生が民間企業に就職するのであれば、ビジネス感覚や知識を持っておく事は必須条件なわけです。

この点で、経営・商学系の専攻は企業側のニーズと一応はフィットしているのです。反対に人文系はかなり厳しい。

2. 就活準備に圧倒的リソースを投下せよ

突破口のこ2つ目の条件は『就活準備に圧倒的リソースを投下せよ』です。

何度も言っている通り、文系大学院生は『基本』就活に不利です。これは学部生と比べて期待値が高いため、その期待値を越える難易度が高いということです。

学部生よりも越えるべきハードルが高い以上、学部生より多くの時間を就職活動の準備に充てなくてはいけない、ということです。

自己PRだけでなく、会社選び、志望動機、自己紹介までとにかく時間をかけて研磨しまくります。学部生が2か月程で済ませることに1年くらいは費やします。

ここまでやれば、就活本番ではキレキレのトークができるはずです。(いや、できるまで準備するのです)

私の場合は大学院に入った直後から就活を見据えて準備をしていました。学部生にはマネできない形で自分の価値を企業に伝えるためにはどうすれば良いのか、考え続けました。もちろん本業は学業。とても忙しいですよ。でも、忙しいなんて言ってられせん。もう必死でした。

私が当時どんな風に就活の準備をしたかを記した記事もあるので、参考までに見てみてくださいね。

文系修士はモラトリアムの延長と思われる

ここまで説明した2点が文系修士で就職活動を成功させる条件だと私は信じています。

企業側は基本的に『文系職種は大学院に行くほどの専門性は必要ない』と思っています。事実そうなのかもしれません。実務の世界における文系職種の人は大多数が学部卒でしょうから。わざわざ院卒を雇う必要はないのです。

でも、あなたが文系の院卒になるならば、この定説をひっくり返さないといけません。

そのために大学院での専攻は注意深く選択する必要がありますし、就職活動に向けた準備も人一倍の時間をかけて行う必要があるのです。

文系修士を採用する気ゼロの企業に気をつけろ

最後に一つだけ文系修士の就職活動で注意すべき点をお知らせしておきます。

実は、世の中には文系大学院生を初めから全く採用する気がない企業がわんさかあります。

リクナビなんかには積極採用として「学部生、理系大学院生、文系大学院生」なんて記載されていたりしますが、大半がウソです。ほとんどは文系大学院生を採用する気がありません。

この手の会社は『受けるだけ無駄』と判断すべきです。時間がもったいないので相当な思い入れがある企業でない限り、パスした方がいいです。

そんなこと言ったって、文系修士を採用している企業・していない企業をどうやって見極めればいいのさ?と思われるかもしれませんね。

これ『就職四季報』をみればハッキリわかります。上場企業の採用実績校がキチンと記されていますからね。文系修士の就職活動では必須の本です。

 

まとめ

いかがでしょうか。

文系大学院に進学を考えているあなたが、もし民間企業への就職を希望しているのであれば、『専攻の選択は注意深く』『就活準備に時間をかけて』この2点は意識してくださいね。

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