就職優良企業ランク17位!JT(日本たばこ産業)を就活生のために分析研究してみた

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以下の記事で
「結局、就職する上で優良な企業ってどこやねん!?」
という問いに対して、私なりに1つの答えを出しました。

 

その答えが以下の記事で示したランキングです。

 

「就職優良企業=高収益×高年収」と考えた時、
一体どの会社が優良と言えるのかを示したランキングです。

 

まだ見てない人は、
是非とも以下の記事を見てみてくださいね。

 

上場企業売上高トップ1000を対象に
優良企業ランキングをずらららーっと示しています!

【保存版】結局どこが就職優良企業やねん?上場企業上位1000社を独自に就職優良ランキングにしてみた!

就活生は会社選びの材料の一つとして使えるので必見ですよ。

 

さて、
今日も就活に役立つ企業分析をしていきましょう!

今回は就活生にも人気の超優良企業JTを見ていきます。
JTは超がつくほどの人気企業なので、
内定をとるのはそう簡単ではありません。

 

だからこそ!
企業分析をして数字を語れるように準備が必要です。
ライバルと一線を画した、ユニークな存在になるためには
経営を語るのが一番です!

 

JTの業績を見ながら、
『あなたが貢献できるポイントは何なのか』
『なぜJTを志望するのか』
自分なりに語れるように準備していきましょう!

では、そのためのデータをこれから見ていきましょう。

JTはタバコの会社か?

まず、JTってタバコのイメージがありますが、
実際どうなんでしょう?

ということで、
事業別の売上高を示しました。

ご覧の通り、売上全体の88%がタバコです。

イメージ通りですね。
まずは、JTは紛れもなくタバコの会社であると、ご認識ください。

 

タバコ事業の中でも、海外売上が6割強を占めていることも見てとれますね。

 

どうやら、
海外タバコ市場がJTの成長を左右する最重要セクションと言えそうです。

 

たばこ事業(海外)の凄まじい業績

では、タバコ事業(海外)の業績を、
もう少し細かく見ます。

 

以下をご覧下さい。

 

こちらは、為替の影響を除いた収支状況を示しています。

※各社の決算資料でよくある事なので知っておいてほしい事:『為替影響』は基本的に会社がコントロールできない要素なので、『為替影響がなかったら業績はどうだったか・・』という見せ方をすることで事業の真の実力を示すことが普通にあります。

 

まず目を引くのが売上高の成長ですね。
前年比で+8.5%の急成長
営業利益に関しては+13.4%も伸びています

 

でも、これにはあるトリックがあります。
販売数量自体はほとんど伸長していないのです。
上に示すとおりたったの+1.2%です。

 

では、なぜこんなに業績が良くでているのか。
それは右側のウォータフォールを見ると分かります。

 

タバコの消費本数そのものが増えている訳ではなく、
販売単価が上がっているのです。

これがJTの言う『Pricing効果』です。
タバコは依存度が高いですから、
価格が上がっても売れるんでしょうね。

 

ただし、
『販売数量自体は成長していない』
ということは直視すべき事実です。

 

大事なことは、
『販売”数量”を伸ばして業績を改善させること』です。
これこそが実力を伴う成長と言えるからです。

 

ここで就活生は考えなくてはなりません。

 

『この環境下で海外市場の販売数量を伸ばすために、あなたの強みはどう役立つと思いますか?』

 

これを出来るだけ言語化して、
語れるように準備してくださいね。

そこまで考えているライバルは、
ほとんどいないはずです。

 

たばこ事業(国内)は厳しい環境

次に国内市場を見てみます。

まず前提として、
国内のタバコ市場は縮小傾向です。

そんな厳しい環境で
JTはどんな成績をあげているのでしょうか。

こちらをご覧下さい。

 

やはり、厳しいようです。

売上成長はわずか+1.2%です。
ただし、利益成長は+2.4%と売上以上の成長を果たしています。

 

タバコ離れが進行している国内市場での
売上成長は正直厳しいと思わざるを得ません。

 

そんな局面で重要になるのが『コスト競争力』です。
売上が伸びなくても、掛かるコストを抑えれば
利益は増えますからね。

 

生産、開発、サプライチェーンなど、
全てのプロセスを極限まで効率化し、
運用することで利益を生み出す必要があるのです。

そして、
ここにJTで働くことの面白さが隠れていると私は思っています。

 

たばこメーカー(JT)で働く魅力

JTで働く魅力は
『コスト競争力の醸成』にあると思っています。

 

とくに、国内市場は販売数量が伸びていないため、
コスト競争力は必須課題です。

 

この点、
JTは他の一般消費財メーカーと比べても
コストに対する考え方がシビアだと思います。

 

コスト意識がシビアなのは
国内市場だけではありません。
海外市場においてもコスト改善はシビアな問題です。

 

そもそも、
タバコの価格は基本的に自分たちで完全に決めることはできません。

 

なぜなら、
タバコの小売価格はほとんどの場合、
政府の許可が必要だからです。

 

タバコ会社の意志だけで、
価格を勝手に上げ下げできないのです。

 

もちろん、一般的な消費材メーカーは
販売価格を自分で決めます。
商品開発や生産に掛かった費用やらを考慮して、
顧客にいくらで販売するか、
戦略的に決められるのです。

 

しかし、タバコは違う。
タバコは値段が国に支配されている以上、
自分たちではどうにもできない。

だから、タバコメーカーは
『コスト低減の重要度が極めて高い業態』なのです。

開発、原材料調達、生産方法、輸送をとことん効率化して、
低コストでの運用を徹底することが死活問題になるのです。

 

これって言い換えると、
効率的な事業運営を支える、
コーポレート部門の重要度が極めて高い

ということでもあります。

 

この特徴をみると、
管理系の仕事がしたい人にとって、
JTは非常に魅力的な会社に見えますよね。

 

JTの今後の取り組み

さて、
今後JTはどんな動きを見せるのでしょうか。

JTがもくろんでいる計画を理解したうえで、
あなたが活躍できることを語れば、
面接官に響くこと間違いなし!ですので、
チェックをお忘れなく。

以下はJTが重点的に取り組む要素を示したスライドです。

就活生が注目すべきは、
『Seeding markets』『Emerging products』へ集中投資する
というコメントです。

 

まず、JTの言うSeeding marketsとは
主に以下の国々を意味しています。

今後はこれらの市場への集中投資し、
販路の拡大をはかるのでしょう。
これらの国への赴任者も増えるのかもしれません。

 

次に、Emerging productsというのは、
紙タバコではない新しい種類のタバコです。
国内でも加熱式タバコが一世を風靡していますよね。

 

  • JTの『プルームテック』
  • フィリップモリスジャパンの『iQOS』
  • ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの『glo』

 

これらが、
いわゆるEmerging productsです。

 

加熱式タバコは一般に、人体への悪影響が低く、
紙タバコと比べて遥かに健康的であると認知されています。
実際、タールの量は紙タバコの半分以下らしいですよ。

 

従来式の紙タバコは、
今後ますますEmerging productsにとってかわるでしょう。
これを担うのが『あなた』なのかもしれません。

 

JTの成長ドライバーは海外でのM&A

JTのホームページには、
海外市場での成長をフィーチャーした記述があります。

 

これは、健康志向が進む国内たばこ市場の停滞を懸念する投資家を
安心させるためだと思われます。

長期的に見ればJTは成長しるのですが、
それらはほぼ、海外でのM&Aによるものなので、
「国内市場は大丈夫か」
と不安に思う投資家がいるわけですね。

 

こちらをご覧ください。


こちらも、
JTホームページから抜粋したグラフです。

停滞している販売本数が、
1999年に急に増加して、その後停滞し、
また2007年に急増して、また停滞するという、
階段状のトレンドが見てとれますよね。

 

この急増がずばりM&Aの影響なんです。
反面、M&A以外の年はほぼ成長していません。

 

つまり、
海外市場でも、買収以外ではほとんど成長は見られないということです。

 

『でも2015年度と2016 年度だけを対比するすると海外売上は成長してたじゃん』

と思われるかもしれませんが、
先程言った通り、これは『Pricing効果』によるものなので、
決してJTの実力で勝ち取った成長とは言えません。

 

JTの成長を支えているのは海外でのM&A。

 

これは就活生にとって重要な事実です。

キャリアを積む上で、
海外子会社への赴任は避けて通れないかもしれませんし、
国内本社での業務だって、
海外子会社とコミニュケーションをとる日々のはず。

国内の営業だけならいいのですが、
そうでないキャリアを歩みたい人にとっては、
嫌でも語学力が必要になる環境と言えそうです。

 

JTの対外コミットメントは売上ではなく利益率成長

どこの会社も、
投資家に向けて将来成長のコミットメントを宣言しているものです。

 

もちろん、JTも宣言しています。

 

それが『Mid to high single digitを上回る利益成長率を達成』というフレーズです。

 

要するに、
『一桁台半ばから後半以上の利益成長率を達成します』ということです。

 

ここでキモになるのは、
投資家へのコミットメントが売上ではなく、
利益成長率という点です。

利益成長なら、
事業効率化を図ってコスト競争力をつければ達成できるからですね。

 

やはり『コスト競争力』は今のJTを語る上で、
欠かせないキーワードと言えそうです。

 

まとめ

さて、あなたはこの局面でどんな風に貢献できますか?

 

「そんなの分からないよ」という前に、
出来る限り考えてみて下さい!

 

就活では『自分なりに』考え、言語化することがホントに大事です。

 

情報は会社ホームページ(IR情報)に山ほどあります。
ぜひともご自身でも調べて、考えてみてください。

そこまでやってるライバルはほとんどいませんから。

あなたが納得のいく就活ができますように
祈っています。

 

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