英会話力の向上を迫られている方、これから英文法を学ぼうとしている方、毎日勉強しているのに英語が全然話せないとお困りの方。
英文法が大事なのは分かっているけど、今さら文法書を勉強し直すのはちょっと大変・・と尻込みしますよね。
それもそのはず。文法書と言えば、分厚くて、文法理解にものすごく体力を使いますし、読んでも理解できないところがいくつも出てきてやる気が無くなります。
「嗚呼、まだこんなにページが残っている・・しんど・・」
そんなお悩みの方に朗報です!「一億人の英文法」があなたを救う一冊になるかもしれません。今回は「一億人の英文法」の口コミ・評判をまとめました。
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目次
正統派の文法書と併せて使いたい
「一億人の英文法」読了。3ヶ月くらいかかった? 逆に一般的な文法を忘れたので、次はフォレストをやろう。
— ずみー (@kizumimoji) September 23, 2017
682ページの大作なので読破するのに時間が掛かるかも。
でも、極めて読みやすく、感覚的に腹落ちできるよう解説されているので3か月あれば読破できます。速い人なら1週間で1回転するなんて人もいます。
買ってから6年間積んでた『一億人の英文法』を読了…。巻頭に「高校生なら1週間から10日で読破すべき」と書かれていたので、社会人だから5日だなと強気で読み始めたが、結局8日かかってしまった。 pic.twitter.com/ZD1778Fs2a
— pantherhead (@pantherhead) July 9, 2017
ただし、本書で重視している感覚的な理解だけではどうして資格試験では確信を持った解答が難しいので、欲を言えば、正統派の文法書(代表格はフォレスト)と併せて活用したいところです。
フォレスト等で文法を「論理的に」頭に叩き込んで、一億人の英文法で「感覚的に」腹に落とし込む。もしくはその逆でも良いでしょう。「感覚的に」理解してから、「論理的な」理解に繋げる。
いずれにしても「論理的な理解」と「感覚的な理解」をグルグル回転させれば、かなりの力になること間違いなしです。
ちなみに、論理的な理解を手助けする文法書はフォレスをはじめ、たくさん市販されていますが、感覚的な理解を手助けしてくれるのは大西先生の著書一択だと思います。
英語に隠された心の動きで理解が進む
一億人の英文法(大西 泰斗、ポール・マクベイ,2011)読了なう。約700ページの厚さがあるが、英語は言語であり、言語は人の心の動きが隠れている。そこを読み解くことと英文法の基本を押さえることの重要性を再認識できた。英文法が苦手な筆者でも気軽に読むことが出来る良著
— おおきなわ (@ikachanprpr) June 8, 2016
これ、共感します。大西先生の真骨頂でもある言語に込められた人の心の動きに着目した解説は本書でも秀逸です。
文法書はどうしても単調でつまらない。いつのまにか一冊読み終えることが目的になったりもしますよね。
その結果、単なる丸暗記になってしまって、実際の英会話の現場では使い物にならない、なんてこともあります。
その点「一億人の英文法」は、文法解説のベースが人の心の動きにフォーカスされていて、ハッとさせられます。「そうか、おれはコトバを学んでいるんだった・・」と。
この点をケアしてくれる本書はモチベーションの維持にも一役買ってくれます。
難しくないのに深い解説が秀逸
大西泰斗、ポール・マクベイ『すべての日本人に贈る―「話すため」の英文法 一億人の英文法』(東進ブックス)読了。堅苦しい文法用語は無いのにも関わらず、文法の深いところまでじっくり理解できる。主要単語のイメージ図がなかなか良くて、特に助動詞や前置詞についてイメージがしっかり掴めた。
— 小田パウリーニョ浩(Paulinho) (@inti2631) July 15, 2015
そうなんです。言語に隠された人の心の動きにフォーカスすることで感覚的な理解を促進してくれる本書ですが、侮るなかれ。
文法的な小難しい用語は極力控えながらも、各文法事項の説明はフォレストに負けず劣らず深いです。
しかも、イメージ図で視覚的に表現を解説してくれているので、スッと頭に入ってきます。
682ページあるが全部読もう
"一億人の英文法"、 文法で分からない事が出てきた時にだけ開いていたんだけど、完全に使い方間違ってた。読了するかしないかで、英語の本質を掴めるかどうかが決まると言っても過言じゃないと思う。大西先生(.@HIROTOONISHI)ごめんなさい。残りのページ、しっかりと読みます。
— Tommy (@kurosukenariEG) May 8, 2015
レベルにもよりますが、文法を固めたい人は絶対に全部読んだ方が良いです。
分からない文法事項が出たときだけ本書で調べる方法もアリですが、これは一度徹底的に文法を学んだ人がすることです。
これから文法固めする人は、全部読みましょう。
回転させて定着を図ること
大西泰斗先生の、一億人の英文法を読了。自分の頭の中にある、ガチガチの受験英文法を、ネイティブの気持ちという観点から解きほぐしてもらえました。かなり読みごたえがあります。僕は2周目に突入しました。
— 八休(はっきゅー) (@Julunpie) November 28, 2013
一回読んだだけで、すべて頭に残る人はまずいません。
特に本書は丁寧な解説とイメージ図を多用していることもあり、682ページもある大作になっています。
そのため、読了する頃には序盤の内容は奇麗さっぱり忘れてしまいます。これは仕方ない。
だからこそ、本書を何度も何度も回転させないといけません。(本書に限った話ではないですが)
英語学習は繰り返しと継続が命です。個人的には2周でも心もとないので、5周を目標にするのが良いと思います。
5周!?と思った方。ご心配なく。
1周目が一番時間が掛かります。2周目以降は意外とスムーズなものですよ。理解が出来ているセクションは説明文を読み飛ばして、例文の暗記暗唱だけでも十分です。
とにかく、理解した文法事項を自力で運用できるようになるまで繰り返し読んで、何度も例文を音読するするのが英語上達の近道です。
読み終えたら自分だけのバイブルにしよう
☆一日がかりの移動中に一周読了できた一億人の英文法例文!飛行機の中・駅待合室で貼りまくった5ミリ幅のポストイットの写真。☆こんなに進むと思わなかったからポストイット不足で、色分けも数も間に合わせなのは残念! 2週間ぶりの自宅作業で改善中~ pic.twitter.com/MzOHh75n
— tacan kuro (@kurotacan) December 11, 2012
↑これ、凄いですよね。なにもここまでやる必要はありませんが、こんなになるまで本書をやり込むと確実に力になりますね。
2周目以降、回転させる時のキモは、例文の暗記暗唱だと思います。
きちんと感覚的な理解をした上で、実際に例文の英語がよどみなく口から発声できるかが英語が上達しているか否かのバロメーターになります。
繰り返しやって、本書がボロボロになる頃には、本書レベルの英文なら脳内で英語化して発声できるようになるはずです。
そうなれば、本書は卒業でしょう。そして、その本はあなただけのバイブル本になることでしょう。
読み書き能力が改善したとの声も
一億人の英文法をようやく読了。最終章の文の体裁を整える省略や代用は、今後英文をどんどん読み進めながら慣れていくしかないだろうな。これからは単語の復習と試験前に公式問題集の復習かな。一通り文法を読み直して、読み書きがやりやすくなった。外国人の知人とのメールや海外サイトの閲覧で。
— tata (@tata_hws) August 9, 2012
本書をやって英語の読み書きがやりやすくなったという声もありますね。
仕事やプライベートでのメールのやり取りがスムーズに出来るようになると、英語学習のモチベーションも一気に上がりますよね!
ただし、冒頭でも言った通り、TOEICなどの資格試験対策としては、本書の感覚的理解だけでは若干心もとないので、「論理的な理解」もキチンと行っておいた方が良いです。
その場合は、やはりフォレスト等との併用が盤石の対策になるかと思います。
リーディング力も向上できる
紆余曲折ありましたが大西先生@HIROTOONISHI の「一億人の英文法」を今日読了しました。最後の1ページまで魂が込められていました。最近英語論文を読むスピードが1.5倍以上になりましたし、英語のスライドを作るときも日本語を一切介さず英語がポンと出るようになりました。
— クエン酸 (@Tsu_Kondo) May 29, 2012
リーディングのポイントはボキャブラリーと文法ですから、本書で文法を固めるとリーディング力も改善するのは自然なことですね!
とは言え、一度読んだだけでは大きな効果は得られません。忘れてしまいますからね。
ライティングでも前置詞や助動詞で悩む時間が無くなりますね。
頭に浮かんだ事をそのまま英語でバチバチとタイプできるようになると嬉しいものです。
ただし、ここまで到達しようと思えば一度読むだけでは難しいです。
くどいですが、英語は繰り返しが命。音読を駆使して回転させましょう!
感覚的な解説に戸惑うことも
大西泰斗先生の「一億人の英文法」を読み始めた。70分で約70ページ読了。なんというか、SVOC的な説明じゃないから戸惑うことはあるけれど、わかりやすいことはわかりやすい。まったくわからない、という人が読むにはしんどいかも?という印象。読み進めればまた印象が変わるかも。
— SL (@_salt_and_light) April 19, 2012
本書は言語に隠された心の動きにフォーカスして文法を解説されていますので、大学受験などで学ぶ英文法の解説とは一線を画しています。
この点、はじめは戸惑う方もいらっしゃるでしょう。本書を読んだ人は、良くも悪くも、「今までやってきた英文法は一体何だったんだ・・!」と思うかもしれません。
本書のキーワードは「感覚的な理解」を促進することです。「論理的な理解」を望むのであれば、従来型の文法書をオススメします。
ベストは「感覚的な理解」と「論理的な理解」の両輪を回すことです。
例文を暗記暗唱しよう
『一億人の英文法』やっとCHAPTER1読了。例文を暗唱してたりしたので時間がかかった。今日からCHAPTER2の「名詞」。可算・不可算、冠詞、と厄介なところなので、リラックスしてさらっと読んでしまおう。#一億人の英文法
— ソフィア (@sophia0911jp) September 16, 2011
大変ですが、「例文の暗記暗唱はマストだ!」くらいの姿勢で本書に取り組むのがベストな使い方だと思います。
ただし、一周目からこれをすると、なかなか前に進まないのでモチベーション維持が難しくなります。
一周目は「感覚的な理解」を目標にしておいて、二周目以降で例文の暗記暗唱をするのがオススメです。でも、単なる丸暗記にならないように注意は必要です。
キチンと理解した上で、例文の日本語を見て、脳内で英作文し、口から発声する。このプロセスが大事です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「一億人の英文法」は従来型の英文法とは一線を画しており、「感覚的な理解」に重点を置いた画期的な文法書です。
淡々と文法事項の説明が並ぶ文法書はたくさんありますが、人のハートにフォーカスした文法書は大西先生の書籍一択だと思います。
あなたも言語に隠された人の心の動きから英文法を固めてみてはいかがでしょうか。
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