TOEICのPart7対策がしたい人はすでに一度は目にしているであろう参考書、読解特急。
おなじみ、特急シリーズですね!このシリーズは良書揃いで有名ですが、果たして読解特急はどうなのか?読解特急は特急シリーズの中でも比較的マイナーな存在と言われます。(文法特急とか金フレの評判が良すぎるのです・・)
それゆえ、イマイチ本書の評判が見えてきませんよね。ということで、今回は読解特急を検討している方の ために巷の評判をまとめてみました。先に結論を言ってしまうと、本書は間違いなくPart7対策の良書です!
良い参考書選びの一助になれば幸いです。それではいきましょう!
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目次
難易度はほぼ本番レベル
扱われている問題は、簡単なものもありますが、全体的にほぼ本番のレベルに近いです。
読解特急の難易度は「本番レベルだ」という声と、「少し簡単」という声が多数を占めていました。
スコア600を狙う初級レベルの人が取り組むにはもってこいのレベル設定になっていると思いますよ。
手軽→隙間時間にできる
問題の質と解説のわかりやすさも高評価ですが、僕が何よりもオススメするのは手軽さです。
僕の中ではTOEICのPart7といえば、読み応えがあり、ずっしり構えて勉強するイメージでした。したがって電車内など空いた時間での勉強には向かないため、なかなか手を出せずにいました。しかし、この本では手軽にPart7を学習することができます。
TOEICerにはPart5対策が好きな人が多いような気がするのですが、その理由は手軽さにあるのかもしれません。穴埋め問題は一問20秒以内で解けるので、ちょっとした隙間時間でも手軽に取り組めます。
でもPart7は違いますよね。
長文を読むのに一定のまとまった時間が必要ということもあり、手軽には問題に着手しづらい傾向があります。(隙間時間で長文読解をやった方が時間の強制力が働く分、良いトレーニングになると思うのですが)
この点、読解特急はコンパクトな仕様になっているので、手軽に取り組む気になります。
Part7でここまでコンパクトな参考書は他にないんじゃないかと思います。
問題数は127問(テスト2回分以上)
『1駅1題 新TOEIC TEST 読解 特急』 760+税/帰省ついでにアズセカで購入。新書サイズのパート7問題集。問題数割りと多いし対話の解説が分かりやすい。/トレしてないので3中2答が関の山。
— hiroskh (@skhhiro) June 7, 2010
問題量も意外とあって127問!テスト本番のPart7が54問あるのでテスト2回強の問題数ということになります。
量があって、解説も比較的充実している、しかもお手軽となると、もはややらない理由を探す方が難しいくらいです。
問題数をもっと稼ぎたい人は同シリーズを淡々と進めていきましょう!
多読で単語も覚えられる構成
本の構成としては、part7形式の長文→解答・解説→語注となっ
ており、part7形式の問題集であり、音読や単語の暗記にも使 えるため、有名な受験参考書『速読英単語』に近いような使い方が できるという名コンセプトの本です。 出典: TOEIC満点道場
読解特急の構成上、解説の後に語注がついているので多読したい人やボキャビルしたい人にもオススメです。
理解した英文を繰り返し音読すれば読解スピードは必ず改善するので、解き終わってからの連続音読はマストタスクとして取り組みましょう!
本番に近い英文を多読→Part7高速化
そういえば、読解特急のおかげで、Part7のパッセージ本文すべて読んでから、設問に取り掛かるようになってきて二度見の回数が減った。
難易度にもよると思いますが、本番の試験終了15分前に終わったのは、戻り読みが減ったことが大きいかも知れません。
— ケンゴ (@mura_kengo) May 23, 2017
読解特急をやって読み下し力がついた!塗り絵が無くなった!という声もあります。
でも一度問題を解くだけで塗り絵が無くなるほど甘くはないですね。
解いて、精読して、理解して、連続音読!これが鉄則です。
このプロセスを踏めばPart7を解くスピードはおのずと上がります。
従来のPart7対策本はデカいからこのプロセスを回しにくかったのですが、読解特急は新書サイズなので多読に取り組み易い!やるしかない!
TOEIC900ホルダーも本書を多読していた
TOEIC900レベルの読解力が身につくまで。
私は読解特急5冊を飽きるまで何十回も
読みまくりました。
それから「解きまくれ!パート7」を繰り返しました。(*^o^*)— tsubasa@1級合格パック (@2basa_1) May 1, 2017
さすが900点ホルダーですね・・!やはり多読は大事。でもその前に精読もお忘れなく。
文構造や語法が分からない英文を音読するのはコスパの観点からオススメできません!
精読はマストですよ。
特急読解シリーズを5冊すべてやって、イクフンの解きまくれPart7もやり込めば、結果が出るのは至って自然だと思います。大変だけど、やれば効果は出るということです。
各問題の目標時間が明示されている
読解特急1周目おわった〜。半分程度間違えて、おまけに目標時間の倍かかったりしてヤバイけどまだ気にしないよ。4周はやらねば! 14.5h #eatT #TOEIC
— さとる (@satoru_kt) December 18, 2012
これも本書の良いところです。長文ごとの目標タイムが明示されているので、自分のスピードが良く分かります。そしてどこまで早く読めれば良いのかも感覚的に分かるようになります。
初級者はなかなか時間内に終わらないと思いますが、精読と多読を実施すれば早さは改善します。
どのくらいの早さを求められているのかが感覚的に分かってくると、英文を読み下す時の目の動きも掴めて来るはずです。
はじめはゆっくりでも良いですが、音読の仕上げはのんびりやるのではなく、時間を意識してスピード重視で取り組むのが吉です!
読解特急の使い方:最終的には音読素材にする
通勤電車で読解特急。あと1問で読了。まだ1週目。Part7対策では、いかに早く問題を解くかですが、今はじっくりと内容を理解する事にする。
— Hiro (@MasaPapa01) August 15, 2018
私の勉強法ですが #1駅1題 読解特急 では 最初に時間を計り問題を解いて 次に知らない単語を書き出し覚えつつ、ゆっくり時間をかけて読んで、その後音読、音読、音読。アプリで音声を聞きながら 音読してます。皆さんは どうしてるのかな〜❓次の #TOEIC では これでプラス100点を目指します🖐
— Kaori (@Kaori22361013) June 3, 2018
Part7対策のオススメの勉強法は以下の2パターンです。
1周目:時間を計って問題を解く
2周目:じっくり時間を掛けて読み込む(精読)
3周目以降:連続音読(飽きるほど)
もしくは1周目から全てやるパターンもありです。←私はこっちの方が好き
要するに、1周目から問題を解いて、精読して、音読(5回くらい)やってから次の問題に移る方法です。
いずれにしてもやる事は同じです。私は多読主義者なのも、これでスコアを上げたからに他なりません。
それと意外にやっていない人が多いのが、各設問と選択肢も音読の範囲に含めるという事です!(これ重要)
よーく思い出してみて下さい。テスト本番では設問と選択肢を読むことに意外と時間を要していませんか?特に600点台以下の人はその傾向があると思います。
必ず設問と選択肢も音読しないともったいないですよ!
設問と選択肢をたくさん読んでいくと、おのずとパターンが分かってきて、最終的には一言一句読まなくても、聞かれている事が分かるようになります。
それはもはや、読むというより設問文を視界に捉えた瞬間、設問内容が分かる状態です。
こうなるとしめたものですよね。
- 3秒で設問を理解→12秒で4つの選択肢を把握→問題文を読む
ここまで来たらPart7のスコアはグッと上がるはずです!
是非トライしてみてください!
音声ダウンロードが可能
1駅1題新TOEIC TEST読解特急(神埼正哉 他)読了。
再読。Part7用練習問題集。TOEICの達人たちが書いている良本。以前に、本の内容を録音したもの(ダウンロードできる)を聞いていたおかげかすらすら解けた。大切なのはこの本にでてくる知らない単語を全部覚えることですね。— shogi log (@shogi_log) July 14, 2016
実は特急シリーズは音声もダウンロードできます。読解特急も例外ではありません。
耳から聞いてシャドーイングすればリスニングやスピーキングの対策にもなりますね!
音読のフォローとして音声を使うのもアリです。特に発音や抑揚・リズムは音声がないと改善が難しいですよね。
音声をフル活用してみるのも良いかもしれませんね!
結局やり込まないと効果は出ない(読解特急に限らず)
@kenkoji1 文法特急、千本ノック、読解特急が素晴らしい教材であることは疑いの余地がありませんが、結局は使い方ではないですか?誰かから評判が良いと言われる教材を次々と買って、解いては次へというのを繰り返すことをされてはないでしょうか?
— みかん星人 (@mikan__seijin) April 5, 2015
これはどの参考書にも共通することですが、解き捨てしていてはスコアアップは難しいです。
特にPart7対策はその傾向が顕著だと思います。
なぜなら、長文読解でスコアアップを狙うには読解精度とスピードが必要で、そのためには返り読みをせずに、読み下せるようになる必要があるからです。
読み下すためには長文読解を飽きるくらい音読を繰り返す作業が必要なのです。
やりこみましょう。
雑談なんていらないという意見も
読解特急たのしいけど、雑談する紙面スペースあったら解説か語注入れておくれよ〜笑
と思ってたらAmazonレビューでも似たようなこと言われてた😃— ふっくらボリサット (@fukkurabo) November 17, 2015
雑談。私は好きです( ゚ ω ゚ ) ! !
まとめ
いかがだったでしょうか。
読解特急は問題の質が本番レベルに近く、解説も明快です。
コンパクトサイズなので隙間時間でも取り組み易いのも良いですね。
間違いなく名書なので解き捨てるのではなく、精読と多読も取り入れてスコアアップを実現してください!
【追伸】コーチングスクールが凄く良かった!
海外赴任することになったので、英語のコーチングスクール【PROGRIT】を受講したんですよ!
そしたら、2ヵ月でかなりいい感じに英語力が仕上がりましたよ。
はじめての方は無料カウンセリングが受けられて、その場で、その人に合った学習カリキュラムをしっかり組み立ててくれます!
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英語の学習法に悩んでいる暇があったら、とりあえず無料カウンセリングを受けてみるべきでした。
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速読と多読は「読み下しながら」内容を捉えるトレーニング。ただし、単なる「リーディング用」のトレーニングと侮るなかれ。これはリスニング力の改善にも通じます。読んで一発で理解できない英語を、耳で聞いただけで分かるはずがないのです。
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