こんにちは!やまびこ(@YamabikoR)です!
プロ無職るってぃさん @rutty07z がツイートした「絶望のコスパ」という言葉。
これ、悔しいくらい言いえて妙だと思いました。それとともに、就活でもばっちり当てはまるなぁと。
やっぱり過去に絶望とか挫折や、死ぬ思いしてる人ってめちゃくちゃ強い。
継続できる力やここ1番の力強さ、タフさを兼ね備えてる。しかも過去の挫折体験もコンテンツにしたら共感を生む。
そう考えたら絶望のコスパってよくね?未来の結果で過去の解釈なんていくらでも変わるから、もっと失敗しよう
— るってぃメモ (@rutty07zbot) September 1, 2018
劣等感ハンパないワロタな人、強みとか無さすぎオワタな人は「絶望のコスパ」を最大化させてくれ!これができれば勝機はあるぞ。
絶望のコスパを最大化させるべき就活生は誰か
就活ってみんな横一線で選考を受けているわけではないですよね。企業によって採用する人材のスペック(=履歴書 and/or ES)のレベルがある程度決まっています(例外もありますが、悲しいかなこれが大多数かと)。
この時、企業側は意識的・無意識的に就活生を2種類にカテゴライズしています。期待スペック以上の人材か、それ以下か。むかつくけれど、企業の自由だから仕方ない。
ここで期待スペック以上にカテゴライズされる人は無難な戦法で突き進んでも勝負になります。でも、そうじゃない人は戦い方を工夫しないと勝てない。絶望のコスパを最大化させるべき就活生はこの人たちです。
まずは自分が期待スペックに照らし合わせてどちら側にいるかを判断しておく必要があります。みんしゅう、OB訪問、就職四季報、その他のあらゆるリソースを使って自分の位置をつかむこと。自分は期待スペック以下だと判断した人は、ここから勝負にでることになります。
低スペックの就活はユニークさで勝負
絶望のコスパを最大化させるべき人は、普通にやっても勝ち目は薄い。スペックで劣っているので、みんなと同じようなことをしていては完全に埋没します。だから、絶望のコスパを最大化させるわけです。
つまり、過去の絶望やコンプレックスを武器化するんです。隠したいほどの黒歴史を持っている人なんかは最強ですよ。いやまじで。
心のロックを外さないとさらけ出しにくいのは分かります。
でも、これさえ出来ればスペック上位の連中を置き去りにすることだって可能になります。だって彼らは企業の期待スペックに合致しているがゆえに、「無難に」、「ケガしないように」、「スマートに」就活を進めれば良いんですから。減点を避ければ勝ち残れる彼らは、絶望やコンプレックスをさらけ出す必要が無いんですよ。
そんな競争環境の中で、絶望・コンプレックスというクセのある話を引合いに出して淡々と論理展開できれば、そりゃあ、間違いなく異質に見えますよ。強烈に印象づけられる。ここに掛けるのです。(この印象をポジティブに捉えられるか否かは実際の論理展開次第なので入念な準備は絶対必要であることはお忘れなく。)
コンプレックスとか絶望の経験って、基本的に超パーソナルなことです。
つまり、ネタにできた時点で強烈に差別化ができているわけですよ。
だれも真似できないから。いや、スペック上位の連中は真似なんかしたくもないでしょう。こんなうまい話はないですよね。
あの、振り返りたくもない苦い過去は、就活という特殊環境のなかで、最強の武器に化けるのです。
カネになると思わせるんだ
一応断っておきますが、決して笑いのネタにしろと言っているわけではありません。そんなの武器でもなんでもありませんよね。
内定をとるために最も必要なことはとどのつまり「自分はカネになる」と相手に思わせる(納得させる)ことです。リクナビの「求める人物像」なんて無視でいい。あれも結局、こういう人なら「カネになるかなー」と思いながら個別の要素を明示しているだけ。直接的な表現になってしまいますが、企業なんてそんなもんです。業績、業績、業績なんです。
だから、笑いのネタにしても意味がない。必ず「こいつはうちの業績に貢献できる」と思わせるための材料として使うべし!
アピールポイントをどこに置くかにもよりますが、新卒の就活で問われる能力なんて抽象的な資質ばかりです。タフさ、フットワーク、根気、積極性といったレベルの抽象度なら、たいていの絶望やコンプレックスは超一級素材として機能させることはできます。
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さいごに
あの思い出したくない過去も、マジクソだと思っているコンプレックスも、肯定化した時点で最高なパフォーマンスのタネになります。
「絶望のコスパを最大化しよう」
劣等感、コンプレックス、絶望。これらがあなたの挑戦を阻んでいるのなら、いっそ全部ネタにして、武器化して、研ぎまくって、強烈な論理にしてぶっ刺してやればいい。
やさしく受け止めてくれる人はきっといます。
※るってぃさん、素晴らしい言葉をありがとうございます!バッコバコ名言を多用させていただきました。(一方的に感謝しております)
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