こんにちは!擬態萌えのやまびこ(@YamabikoR)です。
先週、いろいろな擬態を見ることができる”化けもの展”に行ってきました。
クビアカスカシバ

クビアカスカシバは蛾の仲間。
右上と左下、片方が蜂で片方がクビアカスカシバ。
どっちだ。
どっち?
素人は近くで見ても分からない。
正解は左がクビアカスカシバだってさ。
有毒の蜂の仲間に擬態して、
紛れ込むことで、
身を守ってるんだって。
有毒の虫に擬態することをベイツ型擬態っていうよ。
コノハムシ

名前の通り、
木の葉に擬態してます。
じめっとした熱帯雨林に生息していて、
木の葉に擬態することで、
捕食されないようにしています。
日中は葉っぱの裏にくっついて、
じっとしているらしい。
夜になったら動きだし、
葉っぱをかじる。
隠蔽型擬態。
ハナカマキリ

花に擬態、ハナカマキリ。
知ってました?
ハナカマキリって、一生のうちに2つの擬態を行うんです。
その2つ目が、写真にあるような花への擬態。
実はこれ、幼虫のころは緑色の体色で
カメムシに化けていたんですよ。
しらなかった。
擬態で身を守りつつ、
チャンスがきたら攻撃的に補食を図る。
ペッカム型擬態。
ファロウェラ

ナマズの仲間です。
流木に擬態しています。(隠蔽型擬態)
茶色の体色に黒のラインと、
長く伸びた吻(口から伸びてるやつ)が特徴。
細長い棒状の体が、水中に落ちた枝に見える。
枝?
見える?
むしろ、砂底に擬態してるように見えるぞw。
ミツヅノコノハガエル

最強クラスの擬態を見抜けるか?
ここにカエルがいるぞ。
見つけてみろ。
堂々たる出で立ち。
正解はこいつだ。

ペッカム型、隠蔽型擬態。
目と鼻の先が尖っていて、
全身、茶褐色なのが特徴。
よーくみると、葉脈や虫食い穴のような模様まで、
体表にあらわれている。
擬態の精巧さが最強レベル。
日中は枯れ葉に擬態して身を隠し、
夜になると活動し始める。
ヘラオヤモリ

木に擬態している。
マダガスカルに生息するヤモリです。
昼間は森林の樹皮等に擬態して身を隠し、
夜になると、エサの昆虫に飛びかかり補食する。

近くで見ると、
けっこう癒し系。
リーフフィッシュ

枯れ葉のような形と色をしている、
擬態のプロフェッショナル。
こう見えて、ペッカム型擬態。
知らずに、近づいてきた小魚や甲殻類を
一瞬で補食するんだって。

補食後は、何事も無かったかのごとく、
水中を漂う枯れ葉に戻る。
頭を下にして泳ぐことが多い。
ヒラメ

ヒラメちゃん。
砂地に生息するヒラメちゃんは、
体内にある色素胞を使って擬態を行い、
背景にあわせて体色を変化させる擬態の名人。
砂地が反射する光の量を感じて、
色素胞を拡散、集合させて、
体表の模様をつくりだすんだって。

この目。
かわいすぎるぜ。
オニダルマオコゼ

岩です、岩。
オニダルマオコゼ。

黒い体色と、ごつごつした体表が、
岩肌のでこぼこにそっくり。
普段は砂地に潜って、頭上の獲物を捕らえるべく、
岩に擬態している。
いざという時しか、動かない。
シマウミヘビ

ウミヘビって名前なんだけど、
爬虫類の仲間じゃないらしい。
魚類のうなぎの仲間。
つまり、こいつは危険ではないってこと。
シマウミヘビには、魚類の特徴でもある、
えら孔(あな)や、泳ぐためのヒレもあるってさ。
ホンモノのウミヘビは夜行性だが、
コイツは昼行性なんだって。
まとめ
擬態萌えるねー。
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