会計大学院進学に対する不安をOBのボクが解消させてみる

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こんにちは!会計大学院で会計士試験に落ちた、やまびこ(@YamabikoR)です。

 

会計大学院への進学を検討してるけど、
ぶっちゃけ会計士に落ちたらどうなるのか不安だ。

会計大学院卒で民間企業に就職できるか不安だ。

 

この記事は、こんな不安を抱えているあなたに向けて書いたものです。

 

ボクは会計大学院を卒業して、
現在、民間企業で楽しく働いていますが、
大学院入学前には同じような不安を抱いていました。

 

3分後、この記事を読み終えたあなたは、
きっと不安が軽減されているはずですので、
少しだけ、この記事にお付き合いください。

 

会計士試験に落ちる人の割合

ご存知の通り、会計士試験は決して簡単ではありません。

 

公認会計士・監査審査会によると、
平成29年度(2017年度)合格率はこのようになっています。

  • 短答式の合格率:17.7%
  • 論文式の合格率:37.8%

 

掛け合わせると、合格率は6.7%という計算になります。

 

意外と高いな!と思われた方もいるかもしれません。
たしかに、弁護士、医師とならぶ、3大国家資格と言われるわりには、
短答17.7%、論文37.8%って結構高く見えますよね。

 

でも、考えてみてください。

 

会計士試験の受験者はほとんどが、
TAC、大原、LECなど予備校を使い、
フルコミットで終日勉強に明け暮れる生活をしています。

さらに、会計士を志す時点で、
ある程度、勉学が出来る人間であることが、ほとんどです。

 

つまり、会計士試験というのは、
受験者全体のレベルが高いうえで、合格率が6.7%だということです。

 

少し見え方が変わったのではないでしょうか。
そのくらい大変な試験なのです。

 

会計大学院卒の会計士試験合格率

会計士試験が大変なのは分かった。
でも、会計大学院に行ったら科目免除もあるし、
合格率って結構高いんじゃないの?

 

おそらく、こう思われていることと思います。

皆さんが気になっているのは、
会計大学院修了生の合格率なんですよね。

ということで、調べてみました。

 

結論から言います。

 

平成29年度(2017年度)の試験では、
会計大学院修了生の論文式試験の合格率は11.7%しかありませんでした。

 

受験者全体の論文式試験の合格率が37%以上あることを考えると、
かなり低い水準ですよね。

出典:公認会計士 合格者調べ

 

たしかに、会計大学院を修了すると、短答式試験の科目免除はあります。

財務会計論、管理会計論、監査論の主要3科目が、免除されるというのは、
ものすごく、おいしい特典ですよね。

企業法だけ合格すればいいのですから、かなり楽です。

 

でも、やっぱり短答式を正面から突破した人と比べると、
科目免除組はどうしても論文式に苦労しがちなのです。

 

つまり、科目免除があるからと言って、
会計大学院卒が簡単に合格できるわけではない、
ということなんです。

 

会計大学院の過ごし方(6パターン)

ここまでで、
会計大学院に行ったからといって、
簡単に会計士試験に合格できるわけではない、
ということが、分かってきたと思います。

 

こうなると、重要になるのが、
会計大学院の過ごし方です。

 

会計士試験に落ちてしまうリスクがある以上、
あらかじめ、会計大学院の過ごし方(スタンス)を明確に決めて、
リスクヘッジしておく必要があるのです。

 

卒業後に受験浪人してでも会計士試験に挑戦する!

在学中に合格できなかったら、民間企業に就職する!

 

このようにスタンスを明確にすることが大事です。

”どっちつかず”のスタンスで会計大学院を過ごし、
卒業後に納得のいかない生活をしている人を
ボクは何人も知っています。

 

だからこそボクは、
きっちりと自分のスタンスを固めて、
会計大学院を過ごすことを、強くオススメします。

 

さて、
「会計大学院に入学してから、会計士試験の勉強をはじめる」
という前提で考えると、
会計大学院の過ごし方には
大きく分けて6パターンあります。

  1. 一発合格パターン
  2. 短答再挑戦パターン
  3. 受験浪人パターン
  4. ギリギリパターン
  5. メリハリパターン
  6. 民間就職重視パターン

 

自分がどのスタンスで大学院生活を送るのか、
しっかり定めましょう。

 

1. 一発合格パターン

これは最高のパターンです。

短答式試験は12月と5月の年2回のチャンスがあり、
論文式試験は8月にありますよね。

 

入学後スグの5月に短答式がありますが、
ここはさすがに無理です。勉強が追いつきません。

 

となると、最初にねらうべきターゲットは、
修士1年生の12月に開かれる短答式試験ということになります。

 

準備期間は実質8か月ほどしかないので、
受験勉強は、かなり集中的にやらないと厳しいです。

 

予備校の会計士講座のカリキュラムを見ると
どれほど厳しいか、よく分かります。

大原やTACのカリキュラムは主に3つあります。

  • 2年コース
  • 1.5年コース
  • 1年コース(超インテンシブ)

 

このうち、1年コースはかなり高速に学習を消化していかなくてはならないため、
ほとんどの学生は1.5年か2年コースを取ることになります。

 

8か月で短答に合格するのは難しいのです。
しかし、ここで合格を果たすも人います。

 

まず、8か月かけて12月の短答合格を目指すのが、
一発合格パターンの必須条件になります。

 

晴れて、12月の短答に合格できたら、
間髪いれずに、8月の論文式に向けて勉強を始め、
合格してしまう。

 

これが、一発合格パターンです。
6パターンのうち、最高難度の過ごし方になります。

 

2. 短答再挑戦パターン

短答再挑戦パターンは、
修士1年の12月の短答式に落ちてしまうケースです。

 

このパターンの人は、
12月の短答に落ちたあと、
めげずに勉強を続けて、
修士2年の5月の短答式合格を目指します。

 

そして、5月の短答式に合格したとしても、
論文式は2か月後の8月に迫っているので、
超集中的に、論文対策をする必要があります。

 

5月に短答合格→8月に論文式チャレンジ

 

短答の勉強をしている段階から、
論文を意識した対策をして、
5月短答合格→8月論文合格を果たす人はいます。

 

しかし、正直これは、かなり難しいです。
論文式だけでも1年以上勉強する人が、ざらいるくらいです。

 

並大抵の努力じゃ足りません。

 

この、短答再挑戦パターンは、
かなりストイックに受験対策をする必要があります。

 

3. 受験浪人パターン

受験浪人パターンまで想定したパターンもあります。

 

大学院は2年間あるとはいえ、
会計士試験のボリュームを考えれば、2年はかなり短いです。

 

入学と同時に勉強を開始したとしても、
在学最後の論文式のチャンスは修士2年の12月なので、
実質、対策期間は1年9ヶ月しかありません。

 

会計士予備校のカリキュラムのうち、
もっともメジャーなものが2年コースなんですが、

入学後にこの2年コースを受講した段階で、
在学中の合格はかなり難しいということです。

 

つまり、
入学後に予備校の2年コースを受講するということは、
「受験浪人を受け入れる」ということを意味するのです。

 

そして、この場合、
「民間企業への新卒就活の機会も切り捨てる」
ということを意味します。

 

「受験浪人してでも会計士になりたい。それ以外は嫌だ。」

 

このような強い覚悟がある人は、
この受験浪人パターンに当てはまる人です。

 

4. ギリギリパターン

このパターンは、リスクヘッジとして、
民間企業への就職も考えるスタンスです。

 

民間企業への就職を考える場合、
とても重要になるのが、

  • いつまで会計士試験に集中するのか?
  • いつ民間企業への就職にシフトするのか?

 

これを明確に決意しておくことです。

 

もっとも良くないのは”どっちつかず”のスタンス。

 

会計士受験も就活も、
両方が中途半端になってしまう人はたくさんいます。

 

自分のスタンスの軸を
明確化することがホントに大事です。

 

さて、ギリギリパターンの人は、
就活へシフトするタイミングを、

”修士2年の5月の短答に落ちたら”

と定めることになります。

 

2年生の5月であれば、
新卒としての就職活動にギリギリ間に合います。

 

ただし、周りの学生より、
就活の準備が遅れているので、要注意です。

 

2年生の5月に短答式に落ちたら、
スパッと就活に頭を切り替えて、
しっかりと準備をすることになります。

 

5. メリハリパターン

メリハリパターンは、
就活へのシフトが早いです。

 

1年生の12月にある、短答式試験に落ちた段階で、
いさぎよく、就活準備へとシフトしていきます。

 

1年生の3月くらいから、
会社説明会が開かれるので、
2か月ほどは、就活準備に時間をかけることができます。

 

ただし、予備校費用を考えると、
コスパは悪いです。

前述した通り、
予備校のカリキュラムは、最短でも1年コース。
大多数の受験生は2年か1.5年コースを取っています。

 

それなのに、
たった8ヵ月だけ予備校のカリキュラムをこなして、
12月の短答に落ちたら、残りのカリキュラムは放置する、
というのは、コスパが悪いんですよね。

 

どこの予備校も、
会計士講座は決して安くありません。

 

冷静にスタンスを考えましょう。

 

6. 民間就職重視パターン

「はじめから、会計士を目指す気なんてない。」

「民間企業に就職するんだ。」

このような思いを持った人が、
民間就職重視パターンです。

 

この人たちは、
会計大学院でのタスクをこなしつつ、
照準は民間就職へと向いています。

 

時間はたっぷりあるので、
したたかに、じっくり、就活の戦略を練ることができます。

 

就活準備に時間をかけ、
選考がはじまったらスグに、
スタートダッシュがきれる状態にしておくことが重要です。

 

スタンスを決める

  1. 一発合格パターン
  2. 短答再挑戦パターン
  3. 受験浪人パターン
  4. ギリギリパターン
  5. メリハリパターン
  6. 民間就職重視パターン

 

自分はどのスタンスで会計大学院を過ごすのか?
これを明確にしておくことが、
最大のリスクヘッジになります。

 

一番よくないのは”どっちつかず”。
この点だけはお忘れなきよう。

関連記事:公認会計士予備校の費用と特徴を元受験生が徹底解説!オススメはココだ!

関連記事:会計大学院から就職活動をする人に絶対伝えたい5つのアドバイス【元アカスク就活勢】

 

会計大学院生の就職状況

会計大学院生でも、
全員が会計士試験にチャレンジするわけではありません。

 

民間就職重視パターンの人も一定数いますし、
会計士試験から民間就職に切り替える人はいくらでもいます。

 

ここで気になってくるのが、
会計大学院生の就活事情なんですよね。

 

「文系の大学院生の就活は厳しい」と、
よく言われるので、心配になります。

 

会計大学院生として就活をしたボクの所感としてはこんな感じです。

  • ”はなっから”文系院生を採用する気が無い企業が多いので注意
  • 会計大学院生は就活で充分に戦える

 

まず、文系大学院生をひとりも採用していない会社がたくさんあります。←多数派です

就職四季報をつかう以外に、
方法がないと思いますが、絶対に調べるべきです。

はじめから文系院生を採用する気がない会社に
時間をつかっている余裕はどこにもないですからね。

 

文系大学院生をはじめから採用する気がない会社が
たくさんある以上、
選べる会社の選択肢は狭まります。

これが文系大学院生としての一番のデメリットだと思います。

 

でも、
文系大学院生のなかでも会計大学院は、
就活における競争力をもたせやすい領域だと思います。

会計はダイレクトに実務へ活かせますからね。

 

・・・

 

すこし長くなってきたので、
会計大学院の就職事情については、別途、記事を書くことにして、
一旦、本記事はここで区切ります。

 

まとめ

会計大学院だからといって、
必ずしも、会計士にチャレンジする必要はありません。

 

自分が求める未来の姿をじっくり考え、
会計大学院の過ごし方を明確にすることが、
なによりも重要です。

 

実際に、会計大学院生の多くは、
民間企業への就職を果たしています。

 

もちろん、
会計士を目指すのは良いことです。
でも、”どこまで粘るのか”を事前に決めていない人が多すぎる印象です。

 

「12月の短答がダメなら、いさぎよく就活に切り替える!」

このような、明確なスタンスを取ることがホントに重要。

 

”どっちつかず”のスタンスで、
会計士試験と就活の両方が、
納得のいかない結果になってしまう人が続出する。

これが会計大学院の負の特徴でもあるのです。

 

この記事を読んでくれた
あなたはには、是非とも自分のスタンス明確にしてほしいと思います。

 

会計大学院は、時間の使い方次第で
卒業後の人生が大きく変わるのです。

 

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