会計士試験に落ちた人の末路こそ語られるべきである

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毎年、約1万人が公認会計士試験に挑戦し、そのうち約1000人が見事合格を果たし、残りの9900人は残念な結果に終わっています。

予備校は広告宣伝に精を出し、合格者に光をあてながら、各人の立派な成功体験がデフォルメ込みで語らせるのですが、実際のところ、受験を検討している人が知りたいのは、9900人の不合格者の行く末だったりするのではないでしょうか。自分の能力に絶対的な自信を持っていて、試験に落ちることなどあり得ない、と信じてやまない人もいるでしょう(そして、そういう人はやはり合格していくから凄い)。でも、そんな人はごく少数だと思います。大多数の人は受験の検討段階で試験に落ちたときのことを考えるでしょう。

通常、不合格者にスポットライトがあてられることはまずないので、ここで僕のケースを紹介してみます。はじめに言っておくと、僕は会計士試験のためにいわゆる「受験浪人」はしていません。新卒切符の権利をきっちり利用して民間企業に就職した身です。受験生を継続するか、就活にシフトするか、この選択に迫られたとき僕はこう考えました。

「受験勉強を通して自分の興味は管理会計にあることが分かった。ということは、民間企業の方が楽しめるかもしれない。」

会計士試験に合格して、監査法人に勤めるより、民間企業でモリモリやるほうが楽しそうだと整理したわけです。新卒とは言え、就活の面接では「会計士はもういいの?」「なんで諦めたの?」と毎回のように聞かれましたが、基本的に僕のリターンは上記の内容で押し通せました。大事なことは、受験から手を引く判断をいかにして下したか、であって、その判断ついて理路整然と語れるようにしておくことだと思います。見方によっては単なる「脱落者」かもしれませんが、自分の心の中でどう決着づけるかの問題であって、他人にどう思われようが知ったこっちゃありません。

会計士試験の受験生の狭い世界にどっぷりと浸かっていると、受験を諦めることが、まるで「脱落者」「負け組」のような空気を感じます。実際はそんなはずはなくて、むしろサンクコストの罠にはまって受験の世界から抜け出せずにいる人の方がよほど苦労の多い生活をしていたりもするので、もし撤退を検討する場合は周りの目は出来る限り気にしないことです。

ともかく、僕は無事新卒で就職出来たわけですが、配属は工場経理でした。約2000人が働く工場で、原価計算・管理を中心とした実務を約3年経験しました。会計士受験生のころから原価計算は得意分野だったので、これを実務運用できるレベルに昇華できた点で、工場経理は良い経験だったと思います。その後、本社の管理会計チームに異動し、連結収支の作成、分析、レポーティング、さらには計画策定から会計システムの導入まで、かなり幅広い業務を担当しました。本社では「英語」というハードルに派手に躓きましたが、そのおかげでビジネスにおける最低限の英語力を身につけられました。意図せず「会計×英語」という鉄板のスキルセットを保持してしまったこともあり、その後、現在住んでいるヨーロッパに赴任することになりました。ヨーロッパでは経理ではなく経営企画室という謎の部署に在籍しています。係数的な視点から欧州組織の中長期計画策定をサポートするなどしています。個人的にはわりと満足のいくキャリアパスを今のところは形成できていると思っています。

ヨーロッパに来て痛感するのは、会計知識はレバレッジが効くということです。とにかく汎用性が高いので、たいていの国で通用します。なんなら英語よりも遥かに共通言語として機能しているとすら思います。これは僕にとって会計士受験がもたらしてくれた大きな恩恵です。

これから会計士受験を検討する方には、合格をつかんで欲しいとは思いますが、決して会計士だけが生きる道ではないことも、頭の片隅に置いておいても良いと思います。一番避けるべきなのは、撤退するタイミングを逸することです。合格しない限り、サンクコストの罠は必ず襲ってきます。撤退条件を事前に決めておき、その時が来たらスパッと方向転換するのが良いのだと思います。

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