会社人事に身を委ねるキャリア形成について

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「最近の若者はすぐに会社を辞める」と言われることが多いと思いますが、僕が社会人になるより以前から(つまり10年以上前から)すでに言われていました。当時の僕も「すぐ辞める若者予備軍」で、新卒で入社する会社は5年以内に辞めて、次のキャリアを築こうと思っていました。でも結局のところ、僕はこの会社を辞めることなく、かれこれ10年も働いています。

こんな僕ですが、転職を真剣に考えた時期がありました。それは入社3年が経過した頃。当時、工場経理という仕事をひと通りマスターした「つもり」になった僕は、いつまで続くか分からない工場経理という仕事からの「卒業」を目論み、転職活動を始めました。ただ、転職活動は完全に秘密裏に行っていたにもかかわらず、同じタイミングで本社への異動が決まったため、転職活動は中止しました。

本社では、経理部の管理会計のチームに配属になりました。正直言って、学生時代から管理会計は重点的に勉強していたので「余裕」だろうと思っていましたが、思わぬハードルにぶち当たりました。そう「英語の壁」です。今でこそ、ヨーロッパで仕事をしていますが、当時の僕が描いていたキャリアは完全無欠にドメスティックなものでした。グローバルの「グ」の字もありません。TOEICなんて入社時点で300点台という有り様です。こんな僕が、なぜか海外との仕事をどんどん受け持つことになってしまうわけです。鮮明に覚えているのは、本社に異動してまだ1週間の頃、アメリカ人2名がいるミーティング部屋にぶち込まれたことです。彼らは米国子会社のCFOとその部下で、次年度の収支計画の策定について色々と議論したがっていたのですが、何度も言うように「僕は英語ができません」。とにかく、しどろもどろになりながらも、当たり障りのない(後々めんどくさいことにならない程度の)抽象的な話を適当にして耐え抜きました。ミーティングが終わって、ドッと疲れたのを覚えています。

今思えば、本社に異動した時、上司に「僕は英語は出来ないので、そこんとこよろしくです」とでも言っておけばこんな事態にはならなかったのかもしれません。実際に「私、英語ダメです」のレッテルをみずからゲットしている同僚は何人かいました。それはそれで良い選択だと思います。しかし、僕は何を血迷ったか「このままじゃ仕事にならない、英語力をつけなくては」と考えたわけです。そこから英語奮闘期がしばらく続きましたが、2年ほど経過した頃からは学習効果もあり、英語の仕事にも抵抗がなくなっていきました。

そんなこんなで本社でモリモリ仕事していたら、今度はヨーロッパの仕事にアサインされるわけですね。完全無欠のドメスティック人間だったのに、今の僕は欧州で子育てしながら仕事しているのですから、人生何があるか分かりません。

「転職」という手法でキャリア形成を考えたとき、今の僕の立ち位置はたぶんあり得なかったと思います(良い悪いの話ではない)。転職を通じて好みの形にキャリアデザインする場合、当時の僕なら「海外・グローバル」という感性は1ミリも加味できなかったと思うからです。あのときアメリカ人のミーティング部屋にぶち込まれるという全く予期しない状態に陥ったからこそ今のキャリアがあるわけです。なんとなく思うのは、予想の斜め上を行きたいなら、会社人事の無茶振りに身を委ねることも一つの手なのだろうなー、ということです。自力でデザインするキャリアが、自分の理解の範囲を越えることはないのですから。

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