ジョブ型よりもメンバーシップ型の方が好みである

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「仕事において、自分の管轄外のことは考慮しなくても良い、それは自分の仕事ではないし、むしろ仮に管轄の向こう側に踏み込んだら失礼なのだー」という感覚、ヨーロッパに来てからものすごく感じます。俗にいう「部門間の壁」とか「サイロ化」とか言うやつですか。

・・・・・

新しいシステムの導入にものすごく意欲的なIT部門なのですが、いざシステムを導入すると、あちらこちらでオペレーション上の歪みが出ます。導入直後に不具合がでるのは良いんです、システム導入なんてそんなもんです。問題は「それはうち知らんしー」な態度・姿勢にあるんですよね。

 

「システムの画面に承認者の名前が出なくなったぞ!これじゃ承認の証拠にならないじゃない」

 

とIT部門を問いつめると、

 

「だって人事がアカウントを削除したんだもん、仕方ないじゃん」

 

と返してくる。今度は人事に聞くと、

 

「アカウントの追加・削除なんてよくやるけど、それがオタクのシステムに不具合を及ぼしてるとか、そんなの知らなかった」

 

と返してくる。

 

「こう言ってるけど、人事の運用を前提にシステムの要件定義をしなかったのかい?」

 

今度はITにこう問うと、

 

「システムのバックグラウンドがどーのこーの、プロファイルの設定条件がどーのーこーの、データリンケージのためにどーのこーの・・」

 

と、高速英語でまくしたててくる。「僕の質問に対して端的な答えを言わず、アレコレまくしたてる=言い訳」です。マシンガンのように喋る彼の話に途中からついて行けなくなった僕は、沸々とわき上がる熱が頭皮をチクチクと刺激するのを感じながら「あぁ、日本に帰りたい」と思うのです。

「擦り合わせ」を重視する日本の働き方に慣れてしまっている僕が、”ヨーロピアンスタイル”に適応できていないだけなのかもしれませんが、少なくとも今の僕には、このシステムは「ハリボテ」にしか見えないし、言葉を選ばずに言えば、システム導入に関しては「え、アウトカムのレベル低すぎない?」と感じてしまっています。新しいITツールを導入するスピードはかなり早いけど、入れたら入れっぱなしだし、不具合の改善も場当たりで、「んー・・いまいち」なのです。

「擦り合わせ」という言葉があるように、日本の現場では比較的容易に(いや、かなり容易に)部門を横断して、議論できた感触があります。しかも、各人が「自分の管轄」を過度に意識することなく、シンプルに会社・組織としての最適解を考えようとしていました。なぜ、こうも違うのか?僕はメンバーシップ型とジョブ型の違いによるところが大きいような気がします。

最近は「日本もメンバーシップ型からジョブ型へ」という記事をよく目にするようになりましたが、日本が得意とする「擦り合わせ」の感性はメンバーシップ型が生んだ特性だと思えてなりません。個人的にはそんな環境で「良いもの」を作り上げるほうが好みなので、なかなか欧州組織の考え方に馴染めないのだと思います。

また、メンバーシップ型とジョブ型の違いは、仕事の目的意識にも影響を及ぼすと思います。メンバーシップ型における仕事の目的意識は「会社・組織・社会への貢献」というように外に向かっているのに対して、ジョブ型では「自己の成果・評価・待遇」といった内に向かっていると思うわけです。

年初に設定するジョブディスクリプションをベースに達成/未達成で個人が評価される世界において、「予定外の仕事」は頑張ったところで自己の評価にほとんど影響を与えないので、邪悪な存在です。冒頭のIT担当のジョブディスクリプションを見ることができませんが、「システム導入」というジョブだけでなく「トラブルシューティング」まで書いておいて欲しかった。きっと書いてないんです。システム入れたら「はい、終了」なんです。

こんな楽なことはありませんね。

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