今回集まってもらったのは、総合コンサルティングファーム、メガベンチャーの事業開発、大手メーカーの企画職、そしてM&A仲介へ進んだ4人です。全員が同じ年に逆転就活を利用し、全員が第一志望から内定を得ています。
最初から志望が決まっていた人は、1人もいなかった
話を聞いて意外だったのは、4人とも当初は志望業界が定まっていなかったことです。コンサルへ進んだ学生は「最初は漠然と大手志向だった」と言い、M&A仲介を選んだ学生は「業界の存在自体を知らなかった」と振り返ります。
共通していたのは、業界を絞るより先に、自分がどういう場面で力が出るかを言語化していたことでした。その順番だったからこそ、後から知った業界にも判断軸を当てはめられた、と4人とも話しています。
決め手は「入社後の3年」の解像度
最終的に複数の内定から1社を選ぶとき、何を見たのか。4人の答えはほぼ同じでした。入社して3年後に自分が何をしているか、具体的に想像できたかどうかです。
「知名度で選ぼうとしたとき、3年後の自分が思い浮かばなかった。それで外しました」(大手メーカー企画職へ進んだ学生)
「面談で現場の人が、うまくいっていないことも話してくれた。そこで信用できると思った」(メガベンチャーへ進んだ学生)
「逆転」は、一発逆転ではなかった
最後に、逆転就活という名前についてどう思うか聞きました。返ってきたのは、少し意外な答えでした。
「一発逆転みたいなものを期待していたけれど、実際にやったのは地味な準備の積み重ねでした。ただ、その準備を正しい順番でやれたのが大きい」(コンサルへ進んだ学生)
「逆転したというより、スタート地点が関係ない土俵に移らせてもらった感覚です」(M&A仲介へ進んだ学生)